カメラの性能評価~DxOMark~

DxOMarkはスマフォなどのカメラの性能(露出、色、オートフォーカスなど)について評価しているウェブサイトで、DxOMarkのスコアはカメラ業界では性能をアピールするための重要な指標となっているようです。実際に、新しいスマフォの発表などで「DxOMarkで1位を獲得!」のような表現を見かけます。

DxOMark: https://www.dxomark.com/

最近は、新しいスマフォを購入する際はカメラの画質を最も重視しているので、ここで各端末のスコアを確認するようにしています。実際に、ウェブページを開いてみると以下のような感じでランキング(2019年8月24日現在)を見ることができます。
現状は、Samsung Galaxy Note 10+ 5Gがトップのよう。これは今月発表された端末ですね。ランキングを見るとSamsung、Huawei、Oppoあたりがカメラ性能でしのぎを削っているのが分かります。日本企業の端末だとSonyのXperia XZ Premiumが最上位のようですね。ただ、Mobileのスコアは83となっており上位陣とはかなり差をつけられているのが分かります。ちょっと悲しいですね。。。
また、DxOMarkのスコアにはMobileとSelfieという2つの項目でスコアが出ているのが分かります。これは、外向きのカメラと内向きのカメラそれぞれのスコアを示しています。なので、風景などを外向きカメラを使って撮影することが多い場合はMobileのスコアを、内向きカメラで自撮りすることが多い場合はSelfieのスコアを見て購入を検討すると良いと思います。

DxOMarkのページのSmartphonesの項目を開くとベンチマークされている端末の一覧を見ることができます。ここで、各端末を選択するとより詳細な情報(どういった特徴を持ったカメラが搭載されているのか、実際に撮影した画像、露出や色などの項目ごとの評価、など)を見ることができます。ここでは、以下のような画像の比較も載っているので、自分好みの色合いが撮れるカメラを検討することもできます。
また、動画撮影の性能についてもスコアが載っているので、動画を取ることが多い人はこのスコアについてもチェックすると良いかと思います。

最近のスマフォはカメラの性能がかなり上がっているので、コンデジを持ち歩くことは無くなりましたね。一眼レフはたまに使いますが、Huawei P30 Proのように光学ズーム5倍、デジタル50倍やISO感度が409600となってくると一眼レフのカメラも不要になる時代は近いかもしれませんね。

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